Explanation眼の病気の解説
瞼裂斑炎
(けんれつはんえん)
白目に、黄色に盛り上った斑点が認められることがあります。これは瞼裂斑と呼ばれ、色は白っぽいものから黄色までいろいろあります。ほとんどが黒目の横側(3時、9時の方向)にできます。
原因として、紫外線、ドライアイ、コンタクトレンズによる物理的な刺激などが考えられています。普段はとくに症状はありませんが、炎症をおこすと充血してきます。これを瞼裂斑炎といいます。
症状
瞼裂斑の部分が充血して赤くなります。ゴロゴロ感などの軽い違和感と少量の目やにがでます。
治療
抗炎症の点眼薬で治療します。1週間ぐらいで治癒します。瞼裂斑炎が治癒しても、瞼裂斑は残りますので、しばらくして、再度炎症を起こすこともあります。瞼裂斑は手術で取ることも可能です。