Explanation眼の病気の解説
老眼老視
(ろうし:ろうがん)
手元を見る時には、眼の筋肉を使って、焦点を合わせています。この力を「調節力」といいます。「調節力」は年齢とともに衰えるため、40歳前後から手元が見えにくくなります。これが「老眼」です。
症状
近くが見えにくくなっているのに無理をしていると、次のような症状が現れます。
- ●肩こり
- ●目の疲れ
- ●頭痛
- ●吐き気
このような症状があれば、老眼鏡を作る時期かもしれません。
近視の人は老眼にならない?
一般に、近視の人は老眼になるのが遅く、遠視の人は老眼になるのがはやいといわれていますが、この考えは正しくありません。
近視の人も同じように老眼になります。眼鏡を外せばもともとピントは近方にありますので、手元が見えるだけです。近眼の人も、眼鏡をかけた状態では手元が見えにくいはずです。